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クラシックバレエ「パ・ド・ドゥ」とは

クラシックバレエのパドドゥは2人のステップという意味で、男女のペアで踊る一組のまとまったダンスです。
このパドドゥは、西洋特有のもので、西洋における愛を象徴します。
通常は男女2人で踊りますが、女性2人で踊ることもあります。
女性2人で踊るものは、デュエットと呼んで通常のものと区別します。
古典バレエで、主役を演じる男女の踊り手が、それぞれ芸を誇示できるように考えられたものもあります。
これはグランパドドゥ呼んで通常のものと区別します。
このパドドゥは最初のアダージョでは、女性が男性にサポートされて、美しいポーズを披露します。
アダージョではゆるやかな音楽に合わせて、女性が男性にサポートされて、優雅に踊ります。
続くバリアシオンでは、男女がそれぞれ男性的、女性的なソロを披露します。
バリアシオンでは、男性は大きな跳躍、女性は技を見せます。
女性のバリアシオンにイタリアンフェッテというものが組み込まれていることもあります。
そして、最後のコーダでは男女がそれぞれ高度な技術を見せて、派手に終わります。
コーダはグランフェッテというものなどを伴った華やかな男女の踊り比べです。
優雅さを表現するアダージョと、技巧的でとても華やかなコーダは、いかにもバレエという感じがします。
また、必ずマイムの場面があり、踊り手でないマイム役者が登場したりします。

その演目としては白鳥の湖などです。
その中に黒鳥のパドドゥなどがあります。

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